ソウタのひぐらし

三日坊主の母に代わり、ソウタが綴る日々の記録。


夜に雨

今日は、病院で兄者の途中経過を見た後に、お昼にインドカレーを食べました。はじめはスプーンやら手やらですくって食べていた兄者も、父や母の食べ方から学び、残り少ないカレーをナンで擦り取って食べていました。私はライチとサラダとご飯とナンとカレーを少しずつ食べました。病院で身体検査をした結果、身長は伸びていたけど成長曲線からは更に引き離されていました。遺伝子や成長ホルモンに目立った異常はないとのことで、食べて動いて伸びるしかありません。帰りに倉敷アリオの公園で、地面から噴き出る噴水を楽しみました。

晴れ

干からびたパスタを口でふやかしていたら、母に取り上げられてしまいました。見せびらかしたのが悪かったのかと、微笑みながらこっそり噛むことにしました。兄者は母より素晴らしい音程で、キラキラ星を歌うので母が驚いていました。どうりで、母が歌うと嫌な顔をされるわけです。

晴れ

父と車で遊んでいて、「ランボルギーニだよ」と教えてもらったので、「ランボルギーニ」と言うと、「“車だよ”とか、“ブーブーだよ”って、いつも教えていたのに!それはスルーしてランボルギーニに反応するなんて!」と驚かれました。今日は、母が誕生日プレゼントの1人銭湯を楽しんでる間に父とゆっくり過ごしました。私がいっぱい喋っていたと話す父と、毎日何かは言ってるよという母とで、互いに私の口振りを真似するも、モノマネのクオリティは高くないので結局どれだけ喋れているかはピンとこないとか。

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母お手製のクッションつき両面テープで固定された道路

晴れ

「あ、」「車だね」「あ、」「車だよ」「ん?」「車!」「ん?」「車だぁ」といういつものやり取りの中、私が次の車を指すと、「車種を訊いてるのかな?」と母が言い始めました。兄者のリハビリの待ち時間に、“バス・トラック100点”の絵本を読んでいたのが影響したのかもしれません。今日の作業療法は、私も先生に誘われて、兄弟2人(+先生)で丸太のブランコに乗ったり、トランポリンを拒否したり、丸太の上をクルクル転がったり、何かする度に母の膝に乗って上機嫌の兄者でした。言語療法では、始まって直ぐさま紐通しをやりたいと先生とのやり取りの中で意思表示、すいすい通してテキパキお片づけまでスムーズ。図形のパズルを黙々とこなし、途中、先生にパズルのピースを隠されて、基本は諦めつつも、最後は少しは付き合って探す素振りも。「○○ちょうだい」も、自分が好きな方を優先しながら、なんとなく察しているようだと先生に褒められ。とにかく片づけが上手になって吃驚、バイバイも出来て二重丸でした、とのことです。午前中に私が車の片づけ(&散らかし)をしていたのを見て、気分が乗ったのかもと言われました。家に帰ってから、アーンしたお口に食べものシールを貼る絵本をやりましたが、丸いマークに丸いシールを重ねる遊びをずっとしていた兄者は、お口にではなく、その下のお皿に盛られた食べものに、同じ食べものシールを貼り重ねていました。ヤル気のみなぎった兄者は、クレヨンの片づけも率先して手伝っていましたが、特に方向を気にせず放り込んでいたので、蓋が閉まりませんでした。私は、ジュースが欲しくて父に水の入ったマグを渡そうとしたら、ちょうど両手が塞がっていて受け取ってもらえず、代わりに母が取ろうとするので、また水を入れられると思って逃げたら笑われました (^^) 。

雨?晴れ?

私のオケツを洗っている時に、母の背中に乗ってきた兄者、母がそのままシャワーを戻して下ろそうとしたら、何処をどう挟んだのかゴキッと骨折感のある音を出しました。ちょっと違和感があるような腕の動かし方をして、ションボリしている兄者と、それを大丈夫か気に掛ける母と。子供の骨はしなるように折れるらしいです。その後も腫れないかの確認をしていましたが、夜にはカレーのニンジンを取り合う程にいつも通りでした。余談ですが、遊んでいる最中に私も体をポキポキいわせたら、母が「ひいぃぃーっ」と震え上がっていました。カレーうどんで地獄のように散らかった部屋を、掃除すると言いながら、端から攻めるとかで無関係のキッチンを掃除した母は、「やるべきことは残したが、充実した!」と満足げでした。

ちょっと雨

夜に、母の寝返りで振りかぶった手の甲と、母に抱きつこうと寝ぼけ眼で駆けつけた兄者のおでこがバッティング、しばし傷つき泣いていたそうで、騒動で私もぼんやり起きました。外出の予定のない今日の私は寝間着の腹巻きズボンスタイルでゆったり過ごしました。

晴れ

兄者が療育の時間に、母と自転車で買い物に出かけました。たっぷり時間があるので、買い物しつつ、お昼を食べつつ、ゆっくり過ごしました。家に帰ったら疲れてお昼寝タイムを取ったのですが、私が寝ている隙にパソコンを取り出す母…。数ヵ月前から膠着状態の、ウッドデッキの計画を前に進めたかったそうですが、気配に気づきフラフラと起き上がったパソコン好きの私を見て、ため息をついていました。