ソウタのひぐらし

三日坊主の母に代わり、ソウタが綴る日々の記録。


気づいたら晴れそして曇り

「ソウタくんは、ちゃんと意思を持って笑っていると思う」と熱弁を始める母。曰く、赤子は大人の笑顔を真似て笑うというが、笑うのはいつも私からであること、笑う私の声真似をすると、咳き込まんばかりの笑いを見せること、以上の点から意思を持ち笑っていると。しかし、そもそも感情が伴わないとされている生理的微笑は新生児特有のもので、生後3ヵ月を過ぎた私の笑いはそれにあたりません。かくして、母と遊ぶ楽しさを学んだ私は、その後、構って泣きを遺憾なく発揮するのでした。