ソウタのひぐらし

三日坊主の母に代わり、ソウタが綴る日々の記録。


晴れ

ソファーで母と遊んでいたら、ミッキーのオモチャが頭の上に落ちてきて、どうにかしようとした母のなぎ払いにより、更に速度を上げて、そのまま私の頭にぶつかりました。余りに痛くて、悲しくて、長いこと号泣していると、父が2階から下りてきました。「公園に行く?」との声に、ピタリと泣きやみ、服を着替えて鼻息荒くドアの周りを彷徨き、父の鞄を見つけて渡してドアの前に誘導していると、よほど行きたいんだねと言われました。あまり行く気もなくノンビリしている兄者を引き連れ、公園へ出かけました。いつもの滑り台やブランコはそこそこに、うさぎ小屋を重点的に楽しみました。小屋の周りに落ちている、大根の皮や白菜の破片をあげると、猛スピードでムシャクシャ食べ始めるウサギ。兄者は何度も、うさぎ小屋の周りを囲んでいる、観察ゾーンのドアをロックして、そこに私を閉じ込めて喜んでいました。帰りにネコを見つけ、私に見られてキョロキョロビクついているところを観察。自転車が通っても気にしない熱中ぶりに、「動物に興味が出てきたの?」と母が訊いてきました。