ソウタのひぐらし

三日坊主の母に代わり、ソウタが綴る日々の記録。


晴れ

兄者に2本、私に1本、「仲良く食べて」と渡されたパン。兄者に取られて、母に取り返してもらい、私が拒否して新たなパンを1本出す。それを何度も繰り返していると、3回目くらいで、最後の1本になりました。夜の唐揚げも兄者に取られ、争いの末に落ちた唐揚げは食べたくないと拒否をして、母の手により机の端に避けられた唐揚げを自ら自分の椀に乗せ、これを食わせろと指示を出す。そんな、複雑な幼児心を見せる私でありました。

晴れ

今日は、父の体調が悪くなりかけてるとかで、1階で3人ですごしました。テレビから抜いたB-CASを、素直に渡すフリをして渡さない遊びに夢中でした。3ピースのパズルも、ピースを空中に浮かして絵柄を合わせて、じっくりゆっくり、完成させることができました。

晴れ

お風呂の栓を抜いた浴槽に、兄者があくせくと、シャワーから風呂桶に注いだお湯を入れていました。今日の私は、車の移動中に、母の「寝てるかな?」との問いかけに、「うー」とか、「んー」とか、返事をしていました。「寝てるね」「寝そう」「寝るの」という声に対して、ウトウトしながら、必死の寝てないアピール。夜の寝室では、オモチャの血圧計の、空気を送るポンプ部分が外れたので、母の教えで、チューブに直接息を吹きかけてメーターをまわします。兄弟それぞれ、母の腕枕と足枕で眠りにつきました。

晴れ

兄者に2人分の牛乳を飲まれて涙目の私。母に、兄者が食べない麦チョコイチゴ味をもらいました。兄者を療育に送って、私はおやすみ。起きたら、帰ってきた兄者がミニフランクフルトを食べていました。帰ってきた兄者がさっそく寝ている間、私は1人ファッションショー、帽子コレクションを開きました。その後、母が寝たので3人で寝て、起きたら夜ご飯。よく寝る1日でした。待っていたけど、父が帰ってこなかったので、おやすみなさい。

晴れ

私の腰の乾燥ガサガサケアに塗ったオイルを、兄者にもお裾分けするようになり、オムツを脱ぎにくくなりました。兄者のゲップと、地の底から沸き立つデスボイスが素敵で、真似して「うぉー、うぉー、」練習しました。夜のカレーは、取った取られたと、いつも通りの喧嘩。テンションの上がった兄者は、部屋中ところせましとスキップ擬きを披露していました。私はズボンを自分で2枚履きして父を驚かせました。

ちょっと雨

リハビリにやって来た兄者です。母と2人で大喜びだったようで、遅れて私が入室すると、目に見えてテンションがた落ちました。後半の言語では、気が散らないように外で待機。いつもは父と散歩をするのですが、今日は母と院内散策。8階の売店で、私が「ふんふんっ!」と、カゴを持って店に入るので、母もその気になって、買いものをすることに。いきなりイチゴ大福をカゴに入れられたので、『これは食べません。』と、捨てる私に慌てて入れ直す母。「これは違う」「これは大人用」と、お菓子チェックをし、ラムネを入れたら難色を示す母を説得することに。兄弟のジュースも買って、楽しい買いものでした。お風呂上がりは、お尻を少しだけ出して、ズボンを自分で履くことができました。兄者は、渡されたおやつを2つに割って食べ、2つに割って食べ、2つに割って食べ、2つに割って食べ、2つに…割れなくて食べ。4つに増やして食べていたそうです。

最近、寒いと布団にこもる兄者。洋服を着たらいいのに。療育では上手だと言われているのに、家では手遊び歌をしてくれません。オフだとばかりに拒否。若干嫌な顔さえします。そんな兄者を気にせず父と、オモチャのチャチャチャを歌って楽しんでいたら、少し拍手でチャチャチャの部分に参加してきました。